
大学では看護師資格と養護教諭資格を取得し、看護師として1年間岡山市で働きました。その後退職し、実家のある津山市に戻ってきました。津山に戻っていろいろな職業を調べていく中で、高齢者施設に限らず、障がいを持った方などのサポートもできる社会福祉士の資格に興味を抱くようになりました。私が目指していた「その人に寄り添う仕事」が、この資格なら実現できるんじゃないかということで、私の母親が高寿園で看護師長をしているご縁もあり、高寿園には2016年の4月に入職しました。現在は総務課にて介護報酬請求処理や園内に訪れる方の対応、園内のイベント・行事のお手伝いを中心に行いつつ、通信の大学で社会福祉士の資格を取るための勉強をしています。もちろん、看護師の資格で勉強したこと、経験したことは、高寿園でも活かしていければと思っています。
職員さんの年齢層が幅広いです。私は23,4歳のころに入職したのですが、その時点でも私より年齢の若い職員がいましたし、定年を迎えられてもバリバリ働いている職員もいました。あと、お子さんがいる職員も働きやすい環境なんだなということも感じています。医療や介護の業界って、なかなか長期期間お休みが取れない印象が強いのですが、高寿園ではお子さんを連れてきて仕事ができたり、お子さんの長期休みに合わせて自分の休暇を取ることもできるんです。そういう面で、特に子育て世代の職員は助かっているんじゃないかなと思いますね。
高寿園に入職した初めのころは仕事に慣れないといけない傍ら、資格取得の勉強もしていたため両立が大変でした。仕事に慣れるまで、もちろん慣れてからもですが分からないことは分かる人に聞くようにしています。自分で調べられるところは調べ「ここまでは分かったのですが、このあとはどうすれば良いでしょうか。」と全てを相手任せにしないように気を付けています。月に一回しかない業務もあるので、自分専用のマニュアルノートを作って確認が取れるようにしています。
高齢者の方と話すこと自体は苦ではありませんでしたが、共通の話題が少なく会話が続かないことに最初不安がありました。でも、行事や体操の会など会話をする機会が多いので、無理に話をしようとせず自然体で関わることが入居者さんにとっても良い関わり方なのかな、と思えるようになりました。
仕事で失敗をすることもあります。その時、反省して終わりではなく次失敗をしないようにどう行動するか考えられるようになったのも成長した点かな、と思います。
仕事面ではこれからも学びを深めていきたいと思っています。特に高寿園が行っている「おもちゃ図書館」のような、高齢者施設で子ども向けのイベントを行う事例はあまりない、先進的な取り組みを行っているので、そういうふうな新しい事業とかにしっかりと関われるようなスキルを身につけたいと思います。
プライベートでは、普段あまり外に自分から出歩かないので、せっかくなら旅行に行きたいなと。外国とかにも一回しか行ったことがないので、行けたらいいなと思っています。
学生さんは、学生から社会人という新たなステップアップで、学生時代は自分だけ責任を負えばいいと思っていたことでも、社会に出ると会社や上司の責任となるため、重みが変わってきます。でも、初めての挑戦は誰しもが経験することなので、失敗を恐れずにいろんなことをやってみてください。もし失敗したとしても、次に生かせるような行動や考えができればいいんじゃないかなと思います。
中途の方は、新しい環境に飛び込むこと、ましてや新しい業種に関わることは私も最初は不安でしたが、高寿園で働くたくさんの職員がサポートしてくれるし、その中で得られることの多くあると思うので、もし一緒に働けるなら、これから一緒に高寿園をよくしていきたいなと思います。
プライベートでは自宅で読書をしたり、のんびりとした時間を過ごしています。
入社からこれまでのキャリアパス。